石油王が失踪した。失踪なのか、誘拐なのか。夫人の依頼により調査を開始した私立探偵リュー・アーチャー。夫人とは犬猿の仲である義理の娘、彼女が愛する一家専属のパイロット、娘との結婚を望む弁護士といった面々が複雑に絡み合うなか、次々に殺人事件が起こる。捜索を進めるほど、この家族が抱えてきたものが露わになっていくシリーズ第一作。
原著は1949年刊、リュウ・アーチャーの初登場作であることをWikipedia日本語版の著者記事で確認した。邦訳は田口俊樹訳の東京創元社版(2018年)を採用し、楽天ブックスの書誌で訳者・版元を確認した。1966年に『動く標的』(原題 Harper)として映画化。
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