第二次大戦末期、ナチの施設〈レーベンスボルン〉の産院に端を発し、戦後の復讐劇へと発展する絢爛たる物語である。去勢歌手、古城に眠る名画、そして人体実験。さまざまな題材が織りなす美と悪と愛の黙示録といえる。読み進めるほどに、語られていることの足場そのものが揺らいでいくのも本作の恐ろしさである。第三十二回吉川英治文学賞を受賞した奇跡の大作である。

この作品が好きなら

アラビアの夜の種族
アラビアの夜の種族
古川日出男 / KADOKAWA(角川書店) / 2001年
日本推理作家協会賞 長編及び連作短編集部門
阿修羅草紙
阿修羅草紙
武内涼 / 新潮社 / 2022年
大藪春彦賞 受賞
ジョン・ランプリエールの辞書
ジョン・ランプリエールの辞書
ローレンス・ノーフォーク(訳: 青木純子) / 東京創元社 / 2000年 / 海外
『このミステリーがすごい!』年間ランキング 2001年版 海外編 第5位
ベルリン飛行指令
ベルリン飛行指令
佐々木譲 / 新潮社 / 1988年
『このミステリーがすごい!』年間ランキング 1988年版 国内編 第4位
悪道
悪道
森村誠一 / 講談社 / 2010年
吉川英治文学賞 受賞
エージェント6
エージェント6
トム・ロブ・スミス(訳: 田口俊樹) / 新潮社 / 2011年 / 海外
『このミステリーがすごい!』年間ランキング 2012年版 海外編 第3位
この作品からもっと探す →

書名・著者・出版社・刊行年は国立国会図書館サーチAPI(opensearch)の書誌で、受賞歴はWikipedia日本語版「このミステリーがすごい!」の受賞作一覧で確認(2026-08-07照会)。あらすじは版元の紹介文およびWikipedia記事を参考にした独自要約(コピペなし、真相・トリックには触れていない)。

当サイトは Amazon.co.jp アソシエイトおよび楽天アフィリエイトのプログラム参加者です。作品ページの購入リンクから商品が購入された場合、当サイトが紹介料を受け取ることがあります。