一夜だけ貸し出され、たった一人にしか読ませてはいけないという幻の本『三月は深き紅の淵を』。その本を探す男の物語、本にまつわる作家たちの談義、書かれなかった続編。四つの章がそれぞれまったく違う形式で語られ、少しずつ響き合っていく。読むという行為そのものを主題に据えた連作長編であり、後の作品群にもつながる一冊である。
1997年7月講談社刊、2001年7月講談社文庫。Wikipedia日本語版で確認した。 『このミステリーがすごい!』のランキングはWikipedia日本語版「このミステリーがすごい!」の各年のランキング一覧で確認(2026-08-07照会)。
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