昭和十一年二月、運命の偶然が導く切なくも劇的な物語の幕切れを描く表題作のほか、華族の主人の失踪の謎を解く「不在の父」、補導されて口をつぐむ良家の少年が夜中の上野で何をしたのかを探る「獅子と地下鉄」の三篇を収める。上流階級の令嬢・花村英子と女性運転手のベッキーさんを描くシリーズの最終巻で、直木賞を受けた。
2009年、文藝春秋より刊行。ベッキーさんシリーズ最終作。第141回直木三十五賞受賞(通算6度目の候補での受賞)、『本格ミステリ・ベスト10 2010』第6位。『週刊文春ミステリーベスト10』第3位という記述もあるが年次が明記されていないため未登録。以上をWikipedia日本語版で確認。
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