江戸深川の鉄瓶長屋。八百屋の息子が何者かに殺され、住民の信頼篤い差配人が失踪する。壺信心にかぶれた三家族がそろって出奔し、新しい差配人としてとんでもなく若い男がやって来た。いったいこの長屋には何が起きているのか。面倒ごとを嫌う本所深川方のぼんくら同心・平四郎が、周囲に押されるままに動き出す。人情と謎解きを織り交ぜた時代ミステリ。
『小説現代』1996年3月号から2000年1月号まで計18回掲載、加筆訂正のうえ2000年4月講談社より刊行。2004年4月講談社文庫【上・下】。続編に『日暮らし』『おまえさん』がある。Wikipedia日本語版で確認した。
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