新人の臨床心理士・佐久間美帆が担当することになったのは、他人の感情が色として見えるという青年だった。彼が語る親友の死をめぐる話は、施設で処理された事実とどうしても食い違っている。青年の言葉を信じるべきなのか、それとも症状として扱うべきなのか。心理士としての立場を越えて、彼女は自ら真相を追い始める。著者のデビュー作にあたる長編。
第7回『このミステリーがすごい!』大賞受賞作。2009年1月宝島社刊、2010年3月宝島社文庫【上・下】、2019年9月角川文庫。受賞年は選考が行われた第7回(2008年)としている。著者記事の著作一覧で確認した。
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