取り立てて目立つところのない、一人の女性の生涯が、彼女を取材する側の視点から少しずつ辿られていく。客観的に見れば、恵まれていたとは言いがたい人生である。それでも彼女は本当に不幸だったのか。人が幸福と呼ぶものはいったい何を指すのか。読み進めるほどに、その問いが静かに、しかし確実に突きつけられてくる長編である。
書誌(光文社、2012年、ISBN 9784334764296)は国立国会図書館サーチAPI(opensearch)の検索結果で確認。著者・訳者は同APIの責任表示「姫野カオルコ 著」による。初刊年2010年は同APIで同書名の全版を引いて確認。あらすじは独自要約(コピペなし、真相・トリックには触れていない)。
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