旗を掲げて生きる男たちを描いた短編集である。ここでいう旗とは、他人に見せるためのものではなく、自分自身が引くことのできない一線のことだ。何を守り、何を諦めないのか。それを黙って通そうとする者たちの姿が、簡潔な文章で綴られていく。自然や動物への確かな観察眼と、抑制の効いた美意識とが全編を貫いている。著者らしい味わいの一冊である。

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ダック・コール
ダック・コール
稲見一良 / 早川書房 / 1991年
『このミステリーがすごい!』年間ランキング 1992年版 国内編 第3位山本周五郎賞 受賞
ジョーカー・ゲーム
ジョーカー・ゲーム
柳広司 / KADOKAWA(角川書店) / 2008年 / 映画化
『このミステリーがすごい!』年間ランキング 2009年版 国内編 第2位日本推理作家協会賞 長編及び連作短編集部門
傷ついた野獣
傷ついた野獣
伴野朗 / KADOKAWA(角川書店) / 1984年
日本推理作家協会賞 短編および連作短編集部門
ビッグ・ゲーム
ビッグ・ゲーム
レナード・ワイズ(訳: 真崎義博) / 早川書房 / 1988年 / 海外
『このミステリーがすごい!』年間ランキング 1989年版 海外編 第9位
ブラックライト
ブラックライト
スティーヴン・ハンター(訳: 公手成幸) / 扶桑社 / 1998年 / 海外
『このミステリーがすごい!』年間ランキング 1999年版 海外編 第3位
土漠の花
土漠の花
月村了衛 / 幻冬舎 / 2014年
『このミステリーがすごい!』年間ランキング 2015年版 国内編 第6位日本推理作家協会賞 長編及び連作短編集部門
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書名・著者・出版社・刊行年は国立国会図書館サーチAPI(opensearch)の書誌で、受賞歴はWikipedia日本語版「このミステリーがすごい!」の受賞作一覧で確認(2026-08-07照会)。あらすじは版元の紹介文およびWikipedia記事を参考にした独自要約(コピペなし、真相・トリックには触れていない)。あらすじの典拠が見つからなかったため、内容の記述は書誌事項から確認できる範囲にとどめている。

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