アクションと諧謔を織り交ぜて進んでいくハードボイルド長編である。テンポの良い展開と乾いた文体、そして随所に挟まれる軽口。翻訳ものの単なる模倣ではない、日本語で書かれたハードボイルドの一つの形を示した作品として知られている。作者が娯楽小説の書き手として持っていた技量が、余すところなく発揮された一作である。
書誌(講談社、2021年、ISBN 9784065236819)は国立国会図書館サーチAPI(opensearch)の検索結果で確認。著者・訳者は同APIの責任表示「都筑道夫 [著]」による。初刊年1968年は同APIで同書名の全版を引いて確認。あらすじは独自要約(コピペなし、真相・トリックには触れていない)。
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