巨大な時計仕掛けを使ったアリバイ工作をはじめ、それぞれ趣向の異なる密室ばかりを扱う中短編集である。仕掛けの規模はきわめて大きく、それを崩していく検証は驚くほど細かい。錠や建物の構造といった現実的な知識を土台に置きながら、不可能状況を一つずつ解体していくのだ。防犯探偵・榎本径シリーズの一冊にあたる作品集である。
書誌(KADOKAWA、2020年、ISBN 9784041098769)は国立国会図書館サーチAPI(opensearch)の検索結果で確認。著者・訳者は同APIの責任表示「貴志祐介 [著]」による。初刊年2017年は同APIで同書名の全版を引いて確認。あらすじは独自要約(コピペなし、真相・トリックには触れていない)。 『このミステリーがすごい!』のランキングはWikipedia日本語版「このミステリーがすごい!」の各年のランキング一覧で確認(2026-08-07照会)。
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