墨田区の公園で、若い女性の右腕とハンドバッグが見つかる。持ち主は三ヶ月前に失踪した古川鞠子と判明するが、犯人を名乗る人物はテレビ局に電話をかけ、鞠子の祖父にも接触を図ってくる。被害者の遺族、事件を追う人々、そして犯人の側。三部構成で視点を移しながら、劇場型犯罪に翻弄される人々を重層的に描き出した大作。
『週刊ポスト』1995年11月〜1999年10月連載、加筆改稿を経て2001年3月21日に小学館より上下巻で刊行。発表年は連載開始年の1995年を採った。第55回毎日出版文化賞特別賞(2001年)・2002年芸術選奨文部科学大臣賞を受賞しているが、いずれも本DBに未登録の賞のため受賞歴には登録していない。以上をWikipedia日本語版で確認。 『このミステリーがすごい!』のランキングはWikipedia日本語版「このミステリーがすごい!」の各年のランキング一覧で確認(2026-08-07照会)。
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