ドアホンを手に取ると「警察です」という男の低い声が恭子の耳に飛び込んだ。心臓が早鐘を打つ。うちは貧乏でも金持ちでもない平凡な家庭なのだ。何も起こるわけがないじゃないか。妻を事故で亡くして以来、不眠症に悩まされている刑事・九野。スーパーのレジ係として働きながら子育て中の主婦、恭子。ほんの小さなきっかけから、彼らは坂を転げ落ちていく。大藪春彦賞を受賞した初期の傑作である。

この作品が好きなら

ダブル・スチール
ダブル・スチール
藤田宜永 / KADOKAWA(角川書店) / 1988年
『このミステリーがすごい!』年間ランキング 1988年版 国内編 第9位
黒き荒野の果て
黒き荒野の果て
S・A・コスビー(訳: 加賀山卓朗) / ハーパーコリンズ・ジャパン / 2022年 / 海外
『このミステリーがすごい!』年間ランキング 2023年版 海外編 第6位
虹の谷の五月
虹の谷の五月
船戸与一 / 集英社 / 2000年
『このミステリーがすごい!』年間ランキング 2001年版 国内編 第6位直木三十五賞 受賞
音もなく少女は
音もなく少女は
ボストン・テラン(訳: 田口俊樹) / 文藝春秋 / 2010年 / 海外
『このミステリーがすごい!』年間ランキング 2011年版 海外編 第2位
模倣犯
模倣犯
宮部みゆき / 小学館 / 1995年 / 映画化・ドラマ化・コミカライズ
『このミステリーがすごい!』年間ランキング 2002年版 国内編 第1位
最悪
最悪
奥田英朗 / 講談社 / 1999年
『このミステリーがすごい!』年間ランキング 2000年版 国内編 第7位
この作品からもっと探す →

書名・著者・出版社・刊行年は国立国会図書館サーチAPI(opensearch)の書誌で、受賞歴はWikipedia日本語版「このミステリーがすごい!」の受賞作一覧で確認(2026-08-07照会)。あらすじは版元の紹介文およびWikipedia記事を参考にした独自要約(コピペなし、真相・トリックには触れていない)。あらすじの典拠が見つからなかったため、内容の記述は書誌事項から確認できる範囲にとどめている。

当サイトは Amazon.co.jp アソシエイトおよび楽天アフィリエイトのプログラム参加者です。作品ページの購入リンクから商品が購入された場合、当サイトが紹介料を受け取ることがあります。