考古学者と再婚したルイーズのもとに、死んだはずの先夫から脅迫状が舞い込んだ。さらにルイーズは、寝室で奇怪な人物を見たと証言する。だがそれらは、不可思議な殺人事件の序曲にすぎなかった。イラクの発掘現場に併設された宿舎で、隊長の妻が撲殺されたのだ。付き添いの看護婦が書き残した手記という形式で、閉ざされた調査隊の緊張が語られていく。

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原著は1936年刊。中近東を舞台にした長編の第1作であること、創元推理文庫では『殺人は癖になる』の題で出ていたことをWikipedia日本語版で確認した。邦訳は田村義進訳のハヤカワ文庫〔新訳版〕(2020年)を採用し、楽天ブックスの書誌で訳者・版元を確認した。

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