航行中の貨物船ヴォスパー号が突如爆発し、沈没する。積荷にかけられていた保険金をめぐって調査が始まり、やがてフレンチ警部が加わることになった。輸送記録、積み込みの手順、関係者の動いた時間。膨大な書類と証言を突き合わせながら、警部は少しずつ真相へ近づいていく。作者の得意とする交通と時間の検証が全面に出た長編である。
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