末期がんに冒された男が、病床で綴った手記を遺して生涯を終えた。そこには八年前、息子をさらわれたときの記憶が書かれていた。そして十二年後、かつての事件に端を発する新たな誘拐が実行される。その犯行はコンピュータによって制御されており、犯人と警察が電子的な手段で追いつ追われつを繰り返す。吉川英治文学新人賞を受けた誘拐小説。
1988年10月、徳間書店より刊行(1990年徳間文庫、2004年講談社文庫)。翌1989年に第10回吉川英治文学新人賞を受賞したが本DB未登録の賞のため受賞歴には登録していない。作品単独のWikipedia記事はないため著者記事で確認した。
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