航行中の船から、乗組員が姿を消す。逃げ場のない海上という状況で、人はいったいどこへ行けるというのか。緻密な調査と関係者への聞き取りを重ねながら、消失の仕組みが少しずつ明らかになっていく。後にトラベルミステリの書き手として広く知られることになる著者の、初期の本格志向がよく表れた長編である。乗り物という閉じた空間の扱い方に特色がある。
書誌(光文社、2017年、ISBN 9784334775766)は国立国会図書館サーチAPI(opensearch)の検索結果で確認。著者・訳者は同APIの責任表示「西村京太郎 著」による。初刊年1976年は同APIで同書名の全版を引いて確認。あらすじは独自要約(コピペなし、真相・トリックには触れていない)。
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