事件の周囲に、三人目の女性の存在が少しずつ浮かび上がってくる。彼女はいったい何者で、どのように関わっていたのか。関係者の証言はいずれもわずかにずれており、その像はなかなか結ばない。一人の女性の輪郭を追うという一点に絞って構成された長編推理小説であり、心理描写に重きを置く著者の持ち味がよく表れた作品である。

この作品が好きなら

アリアドネの弾丸
アリアドネの弾丸
海堂尊 / 宝島社 / 2010年
盤上の敵
盤上の敵
北村薫 / 講談社 / 1999年
『このミステリーがすごい!』年間ランキング 2000年版 国内編 第8位
大誘拐
大誘拐
天藤真 / 徳間書店 / 1978年 / 映画化・ドラマ化
日本推理作家協会賞 長編賞
騙し絵の檻
騙し絵の檻
ジル・マゴーン(訳: 中村有希) / 東京創元社 / 2000年 / 海外
『このミステリーがすごい!』年間ランキング 2002年版 海外編 第7位
εに誓って
εに誓って
森博嗣 / 講談社 / 2006年
フェニックスの弔鐘
フェニックスの弔鐘
阿部陽一 / 講談社 / 1990年
江戸川乱歩賞 江戸川乱歩賞
この作品からもっと探す →

書誌(光文社、2007年、ISBN 9784334742492)は国立国会図書館サーチAPI(opensearch)の検索結果で確認。著者・訳者は同APIの責任表示「夏樹静子 著」による。初刊年1978年は同APIで同書名の全版を引いて確認。あらすじは独自要約(コピペなし、真相・トリックには触れていない)。

当サイトは Amazon.co.jp アソシエイトおよび楽天アフィリエイトのプログラム参加者です。作品ページの購入リンクから商品が購入された場合、当サイトが紹介料を受け取ることがあります。