事件の周囲に、三人目の女性の存在が少しずつ浮かび上がってくる。彼女はいったい何者で、どのように関わっていたのか。関係者の証言はいずれもわずかにずれており、その像はなかなか結ばない。一人の女性の輪郭を追うという一点に絞って構成された長編推理小説であり、心理描写に重きを置く著者の持ち味がよく表れた作品である。
書誌(光文社、2007年、ISBN 9784334742492)は国立国会図書館サーチAPI(opensearch)の検索結果で確認。著者・訳者は同APIの責任表示「夏樹静子 著」による。初刊年1978年は同APIで同書名の全版を引いて確認。あらすじは独自要約(コピペなし、真相・トリックには触れていない)。
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