名探偵が事件の真相を語る。だがその推理は、別の人物によってあっさりと覆されてしまう。そして新たに示された解答もまた、次の推理によって崩されていくのだ。いったい誰の説明が正しいのか。そもそも名探偵とは何を保証してくれる存在なのか。推理という行為そのものを主題に据え、その正しさを繰り返し問い直していく構成を取った、著者らしい一作である。
書誌(講談社、1998年)は国立国会図書館サーチAPI(opensearch)の検索結果で確認。著者・訳者は同APIの責任表示「西澤保彦 [著]」による。初刊年1995年は同APIで同書名の全版を引いて確認。あらすじは独自要約(コピペなし、真相・トリックには触れていない)。
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