警察一家の要となる人事担当の二渡真治は、天下り先のポストに固執する大物OBの説得にあたる。にべもなく撥ねつけられた二渡が周囲を探るうち、ある未解決事件が浮かび上がってきた。捜査でも取り調べでもなく、警務課や監察といった県警の内側を描く。人事や記者クラブをめぐる思惑が、事件そのものより切実な緊張を生むD県警シリーズ第一作。
第5回松本清張賞受賞作。文藝春秋より刊行。第120回直木賞の候補にもなったが、候補は登録しない方針のため未登録。2000年以降たびたびテレビドラマ化。以上をWikipedia日本語版で確認。
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