一月四日の夕刻、ジェームズ・アンズウェルは結婚の許しを乞うため、恋人メアリの父親を訪ね、書斎に通された。話の途中で気を失った彼が目を覚ましたとき、密室のなかにいたのは胸に矢を突き立てられて事切れた相手と自分だけだった。殺人の被疑者となったアンズウェルは中央刑事裁判所で裁かれ、ヘンリ・メリヴェール卿が弁護に当たる。

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原題 The Judas Window、1938年発表。ジョン・ディクスン・カーがカーター・ディクスン名義で発表したヘンリ・メリヴェール卿もの長編第7作で、数少ない法廷ものにあたる。著者は別名義だが同一人物のため本DBではカー名義で登録した。邦訳は東京創元社の高沢治訳(2015年)を採用し、楽天ブックスの書誌情報で確認した。

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