曰く付きの屋敷で夜を明かすことにした私が、蝋燭の灯りで古の手紙を読み不気味な雰囲気に浸っていたとき、突如鳴り響いた鐘。それが事件の幕開けだった。鎖された石室で惨たらしく命を散らした謎多き男。誰がいかにして手を下したのか。周囲のぬかるみには足跡ひとつない。幽明の境を往還する事件に秩序をもたらすのは、ヘンリ・メリヴェール卿である。
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この作品からもっと探す →カーター・ディクスン名義。原著は1934年刊、ヘンリ・メリヴェール卿ものの長編第1作。旧訳では『プレーグ・コートの殺人』の題で知られるが、本DBは現在流通している創元推理文庫版の邦題『黒死荘の殺人』(南条竹則訳、2012年)を採用した。楽天ブックスの書誌で訳者・版元を確認した。
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