召集令状のからくりを知った男の、戦後の復讐を描く「遠い接近」。昭和初期の小倉を舞台に、文学青年たちをめぐる殺人を扱った表題作。ほかに「山の骨」「生けるパスカル」「高台の家」を収める。人の名誉と嫉妬という、作者が繰り返し扱ってきた主題が並んでおり、文壇や学界の内側を舞台にした作品が目を引く一冊である。
書誌(光文社、2014年、ISBN 9784334767747)は国立国会図書館サーチAPI(opensearch)の検索結果で確認。著者・訳者は同APIの責任表示「松本清張 著」による。初刊年1973年は同APIで同書名の全版を引いて確認。あらすじは独自要約(コピペなし、真相・トリックには触れていない)。
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