ある館で起きた惨劇が語られていくが、その物語自体が作中に置かれた別の作品であることが、次第に分かってくる。劇中作と現実とが入れ子になり、どちらが枠でどちらが中身なのかが揺らいでいくのだ。古典的な探偵小説への目配りが濃く、その約束事を承知したうえで組み替えていく。著者らしい趣向が凝らされた一作である。

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くらのかみ
くらのかみ
小野不由美 / 講談社 / 2003年
本格ミステリ大賞 受賞
渦巻く回廊の鎮魂曲(レクイエム) 霊媒探偵アーネスト
渦巻く回廊の鎮魂曲(レクイエム) 霊媒探偵アーネスト
風森章羽 / 講談社 / 2014年
メフィスト賞 第49回受賞
綺想宮殺人事件
綺想宮殺人事件
芦辺拓 / 東京創元社 / 2010年
『このミステリーがすごい!』年間ランキング 2011年版 国内編 第10位本格ミステリ大賞 受賞
エアーズ家の没落
エアーズ家の没落
サラ・ウォーターズ(訳: 中村有希) / 東京創元社 / 2010年 / 海外
『このミステリーがすごい!』年間ランキング 2011年版 海外編 第7位
暗闇坂の人喰いの木
暗闇坂の人喰いの木
島田荘司 / 講談社 / 1990年
探偵: 御手洗潔
『このミステリーがすごい!』年間ランキング 1991年版 国内編 第10位
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書誌(東京創元社、2006年)は国立国会図書館サーチAPI(opensearch)の検索結果で確認。著者・訳者は同APIの責任表示「芦辺拓 著」による。初刊年2001年は同APIで同書名の全版を引いて確認。あらすじは独自要約(コピペなし、真相・トリックには触れていない)。 『このミステリーがすごい!』のランキングはWikipedia日本語版「このミステリーがすごい!」の各年のランキング一覧で確認(2026-08-07照会)。

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