ある館で起きた惨劇が語られていくが、その物語自体が作中に置かれた別の作品であることが、次第に分かってくる。劇中作と現実とが入れ子になり、どちらが枠でどちらが中身なのかが揺らいでいくのだ。古典的な探偵小説への目配りが濃く、その約束事を承知したうえで組み替えていく。著者らしい趣向が凝らされた一作である。
書誌(東京創元社、2006年)は国立国会図書館サーチAPI(opensearch)の検索結果で確認。著者・訳者は同APIの責任表示「芦辺拓 著」による。初刊年2001年は同APIで同書名の全版を引いて確認。あらすじは独自要約(コピペなし、真相・トリックには触れていない)。 『このミステリーがすごい!』のランキングはWikipedia日本語版「このミステリーがすごい!」の各年のランキング一覧で確認(2026-08-07照会)。
当サイトは Amazon.co.jp アソシエイトおよび楽天アフィリエイトのプログラム参加者です。作品ページの購入リンクから商品が購入された場合、当サイトが紹介料を受け取ることがあります。