近未来の東京。人工子宮が普及したこの時代に、あえて自然分娩を選んだ妊婦たちが暮らす特別区がある。通称バルーン・タウンと呼ばれるその街では、腹の大きさが人物の識別記号となり、外部の常識はまったく通用しない。目撃証言も、そこでは違う意味を持つのだ。この特殊な条件を推理の道具として使い切りながら、本格の趣向を展開していく連作短編集である。
書誌(東京創元社、2003年)は国立国会図書館サーチAPI(opensearch)の検索結果で確認。著者・訳者は同APIの責任表示「松尾由美 著」による。初刊年1994年は同APIで同書名の全版を引いて確認。あらすじは独自要約(コピペなし、真相・トリックには触れていない)。
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