日本と韓国の米軍基地に原爆が落ちた。たったそれだけの発端から核の応酬は歯止めを失い、世界は連鎖的な破滅へと転げ落ちていく。新聞記者の澱口は恋人とともに、南へ南へと逃げまどう群衆のひとりになる。冷戦下の均衡がひとたび崩れたら何が起きるのかを、笑いと絶望を同居させた筆致で突き詰めた終末長編。逃避行の果てに人類がどこへ行き着くのかを、感傷を排した目で見届ける。
候補は日本語版Wikipedia「星雲賞」日本長編部門の受賞作一覧から採り、書誌(読み・初刊版元・初出年)は国立国会図書館サーチで確認した。刊行年はNDLの最古書誌に拠る。あらすじは楽天ブックス/楽天Koboの紹介文を下敷きに独自要約した。 あらすじは独自要約(コピペなし、結末の仕掛けには触れていない)。
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