出生率が下がり痴呆化が進んだ異形のニューヨークを、下水ポンプ施設の職員の視点から描くローカス賞受賞の表題作をはじめ、全十編を収める。資源が枯渇し環境が壊れたあとの世界を、そこで働く人間の手ざわりから積み上げていく。誰も全体像を把握できないまま社会の仕組みだけが劣化していく感触が、どの編にも通底している。『ねじまき少女』の著者による第一短編集である。
候補は日本語版Wikipedia「SFが読みたい!」の各年ベスト10から機械抽出した。同誌の◯年版は前年刊行分のランキングのため、受賞歴は対象年で「ベストSF◯◯◯◯」と表記した。書誌(読み・初刊版元・邦訳初刊年・訳者)は国立国会図書館サーチと楽天ブックスで確認した。あらすじは楽天ブックス/楽天Koboの紹介文を下敷きに独自要約した。 あらすじは独自要約(コピペなし、結末の仕掛けには触れていない)。
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