同時多発テロの現場からアフガニスタンまで、暴力と絶望の渦巻く世界五都市を舞台に、日本製のホビーロボット「DX9」がただ落下し続ける。人形の目を通して人間の行為の輪郭を切り出す連作短編集で、直接の説明を避けながら現代史の傷を照らし出す。ポスト伊藤計劃と目された著者の代表作のひとつである。落ちる人形という一点のイメージだけで、五つの物語をつないでみせた構成が鮮やかである。
候補は日本語版Wikipedia「日本SF大賞」の受賞作一覧から機械抽出し、漫画・映像・評論の受賞作を除いて小説だけを採った。書誌(読み・初刊版元・初出年)は国立国会図書館サーチで確認した。あらすじは楽天ブックス/楽天Koboの紹介文を下敷きに独自要約した。 あらすじは独自要約(コピペなし、結末の仕掛けには触れていない)。
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