ある一家が越してきた家は、外から測るより内側のほうが広かった。やがて廊下の奥に、あるはずのない扉と巨大な迷宮が現れる。その顛末を記録した映像についての学術論文、それに註を付けた老人の遺稿、さらに註を書き足す青年。註が註を呼び、本文が頁の上を移動しはじめる。組版そのものを迷宮に見立てた、書物という形式を極限まで使い切る長編である。
候補は日本語版Wikipedia「SFが読みたい!」の各年ベスト10から機械抽出した。同誌の◯年版は前年刊行分のランキングのため、受賞歴は対象年で「ベストSF◯◯◯◯」と表記した。書誌(読み・初刊版元・邦訳初刊年・訳者)は国立国会図書館サーチと楽天ブックスで確認した。あらすじは英語版Wikipediaのplot節を下敷きに独自要約した。 あらすじは独自要約(コピペなし、結末の仕掛けには触れていない)。
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