紀伊が生んだ知の巨人、南方熊楠。彼と昭和考幽学会との出会いが、粘菌の宿った美しい自動人形を生み出すことになる。江戸川乱歩や海野十三ら実在の人物を配し、二・二六事件へ向かう昭和初期の日本を舞台に、粘菌と人形と国家をめぐる伝奇ロマンが展開する。史実と虚構を細かく織り交ぜながら、日本という国が見ていた夢の輪郭を描き出す長編である。
候補は日本語版Wikipedia「SFが読みたい!」の各年ベスト10から機械抽出した。同誌の◯年版は前年刊行分のランキングのため、受賞歴は対象年で「ベストSF◯◯◯◯」と表記した。書誌(読み・版元・刊行年)は国立国会図書館サーチと楽天ブックスで確認した。あらすじは楽天ブックス/楽天Koboの紹介文を下敷きに独自要約した。 あらすじは独自要約(コピペなし、結末の仕掛けには触れていない)。
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