どこまでが自分でどこからが他者なのか分からない。この記憶は本当に自分のものなのか。父の迎えを待ちながらピンボール台で遊んだデパート屋上の夕暮れ、火星に雨を降らせようとした田宮さんに恋していたころ、どことも知れぬ異星で電気熊に乗って戦った日々。おれの想い出には何かが足りず、そして何かが多すぎる。記憶と現実の継ぎ目を淡々と外していく長編である。

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完全なる首長竜の日
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乾緑郎 / 宝島社 / 2011年 / 映画化
クラインの壺
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岡嶋二人 / 新潮社 / 1989年
トータル・リコール
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フィリップ・K・ディック(訳: 大森望・浅倉久志・深町眞理子) / 早川書房 / 1966年 / 海外
暗黒の城
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有村とおる / 角川春樹事務所 / 2004年
小松左京賞 第5回受賞
魂の駆動体
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神林長平 / 波書房 / 1995年
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小林泰三 / 東京創元社 / 2024年
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候補は日本語版Wikipedia「SFが読みたい!」の各年ベスト10から機械抽出した。同誌の◯年版は前年刊行分のランキングのため、受賞歴は対象年で「ベストSF◯◯◯◯」と表記した。書誌(読み・版元・刊行年)は国立国会図書館サーチと楽天ブックスで確認した。あらすじは楽天ブックス/楽天Koboの紹介文を下敷きに独自要約した。 あらすじは独自要約(コピペなし、結末の仕掛けには触れていない)。

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