百年に一度生まれ、未来を予言するといわれる生き物〈くだん〉。鬼の面をした怪物が異形の家族に見せた世界の真実とは何か。ジャンルを超えて絶賛され各種ランキングを席巻した「五色の舟」をはじめ、十一編を収める作品集である。日常のすぐ隣にある奇怪なものを、端正きわまりない文章で描き出していく。ジャンルの枠に収まらない書き手としての力量がよく出た一冊である。
候補は日本語版Wikipedia「SFが読みたい!」の各年ベスト10から機械抽出した。同誌の◯年版は前年刊行分のランキングのため、受賞歴は対象年で「ベストSF◯◯◯◯」と表記した。書誌(読み・版元・刊行年)は国立国会図書館サーチと楽天ブックスで確認した。あらすじは楽天ブックス/楽天Koboの紹介文を下敷きに独自要約した。 あらすじは独自要約(コピペなし、結末の仕掛けには触れていない)。
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