自分は少女誘拐監禁事件の被害者だったという驚くべき手記を残して、作家が消えた。黒く汚れた男の爪、饐えた臭い、含んだ水の鉄錆の味。性と暴力の気配が満ちる密室で、少女が夜毎に育てた毒の夢と男の欲望とが交錯する。被害者として語ることを強いられてきた人間が、自分の言葉を取り戻そうとする過程を描いた柴田錬三郎賞受賞作。
この作品が好きなら

柔らかな頬
桐野夏生 / 講談社 / 1999年 / ドラマ化
直木三十五賞 第121回受賞『このミステリーがすごい!』年間ランキング 2000年版 国内編 第5位

グロテスク
桐野夏生 / 文藝春秋 / 2003年
『このミステリーがすごい!』年間ランキング 2004年版 国内編 第5位

OUT
桐野夏生 / 講談社 / 1997年 / 映画化・ドラマ化
『このミステリーがすごい!』年間ランキング 1998年版 国内編 第1位日本推理作家協会賞 第51回受賞

愚者の毒
宇佐美まこと / 祥伝社 / 2016年
日本推理作家協会賞 長編及び連作短編集部門

イノセント・デイズ
早見和真 / 新潮社 / 2014年 / ドラマ化
日本推理作家協会賞 長編及び連作短編集部門

鏡の背面
篠田節子 / 集英社 / 2018年
吉川英治文学賞 受賞
この作品からもっと探す →『週刊アスキー』に「アガルタ」の題で連載、2004年2月新潮社刊、2007年8月新潮文庫。第17回柴田錬三郎賞受賞作だが、同賞は本DBのawards.jsonに未登録のため受賞歴には登録せずここに記す。著者記事の著作一覧で確認した。
当サイトは Amazon.co.jp アソシエイトおよび楽天アフィリエイトのプログラム参加者です。作品ページの購入リンクから商品が購入された場合、当サイトが紹介料を受け取ることがあります。