感覚を一つずつ失っていく男の内面を、外側からではなく内側から描き出した表題作をはじめ、喪失を主題にした短編を収める一冊である。何かを失ったあとに残るものは何なのか。静謐な筆致と、痛みを直視する姿勢が全編を貫いている。ホラーやミステリとは異なる、著者のいわゆる「白い」側面が最も強く出た作品集といえる。
書誌(角川書店、2006年)は国立国会図書館サーチAPI(opensearch)の検索結果で確認。著者・訳者は同APIの責任表示「乙一 [著]」による。初刊年2003年は同APIで同書名の全版を引いて確認。あらすじは独自要約(コピペなし、真相・トリックには触れていない)。
当サイトは Amazon.co.jp アソシエイトおよび楽天アフィリエイトのプログラム参加者です。作品ページの購入リンクから商品が購入された場合、当サイトが紹介料を受け取ることがあります。