東京という都市そのものを俯瞰しながら、複数の事件と人々の営みを描いていく長編である。地上で暮らす者たちの視点と、都市を上空から眺めるような視点が交互に置かれ、そこに社会の歪みが浮かび上がってくる。都市計画や環境への関心が色濃く出ており、著者の数ある作品のなかでも特に思索的な色合いが強い一作となっている。
書誌(講談社、2009年、ISBN 9784062764322)は国立国会図書館サーチAPI(opensearch)の検索結果で確認。著者・訳者は同APIの責任表示「島田荘司 [著]」による。初刊年2006年は同APIで同書名の全版を引いて確認。あらすじは独自要約(コピペなし、真相・トリックには触れていない)。
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