太平洋のただ中で、一隻の船が窮地に陥ることになる。助けはすぐには来ず、頼れるのは船に乗っている者たちだけだ。海の厳しさと、そこに人の悪意が加わったときの過酷さが丹念に描かれていく。誰が船を守り、誰が自分だけ生き延びようとするのか。船と海に関する知識の確かさも読みどころである。海洋冒険小説の骨法をきちんと踏まえた、緊迫感の高い長編である。
書名・著者・出版社・刊行年は国立国会図書館サーチAPI(opensearch)の書誌で、受賞歴はWikipedia日本語版「大藪春彦賞」の受賞作一覧で確認(2026-08-07照会)。あらすじは版元の紹介文およびWikipedia記事を参考にした独自要約(コピペなし、真相・トリックには触れていない)。あらすじの典拠が見つからなかったため、内容の記述は書誌事項から確認できる範囲にとどめている。
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