犯罪社会学者の火村英生は、友人の有栖川有栖と旅に出て、手違いから目的地とは違う島に送られてしまう。人気もなく、無数の鴉が舞い飛ぶ暗鬱なその島には、高名な老詩人が隠棲していた。彼の別荘に集まりくる謎めいた人々、島を覆う死の気配、そして不可思議な連続殺人。孤島という異界に潜む「魔」に、火村の精緻なロジックが迫る。

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2006年6月新潮社刊、2008年10月講談社ノベルス、2010年1月新潮文庫。著者記事の著作一覧と楽天ブックスの書誌・内容紹介で確認した。

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