一級建築士の青瀬は、信濃追分に向かっていた。たっての希望で設計した新築の家。しかし、越してきたはずの家族の姿はなく、ただ一脚の古い椅子だけが浅間山を望むように残されていた。一家はどこへ消えたのか。伝説の建築家タウトと椅子の関係は何なのか。事務所の命運を懸けたコンペの成り行きと並行して、建物と人の来歴が丁寧にたどられていく。
2019年2月新潮社刊、2021年12月新潮文庫。著者記事の著作一覧で確認した。 『このミステリーがすごい!』のランキングはWikipedia日本語版「このミステリーがすごい!」の各年のランキング一覧で確認(2026-08-07照会)。
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