醜い椅子職人は、自ら作った大きな椅子の中に潜んでいる。その椅子は、若く美しい夫人の住む立派な屋敷に納品された。革一枚を隔てて味わう感触に溺れる日々を送るうち、男は女を愛し始め、やがて接触を試みようとする——ある女流作家のもとに届いた一通の奇妙な手紙は、そんな告白から成っていた。乱歩の代表的な短編として読み継がれている。
『苦楽』1925年9月号掲載の短編。書籍としては1926年1月刊『創作探偵小説集第二巻「屋根裏の散歩者」』(春陽堂)に収録。刊行元は現在流通する光文社文庫・江戸川乱歩全集に合わせた。以上をWikipedia日本語版で確認。
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