三月以外の転入生は破滅をもたらすといわれる、湿地に囲まれた全寮制の学園。二月最後の日にやって来た理瀬の心は揺らめく。閉ざされたコンサート会場や湿原から失踪していく生徒たち、生徒を集めて交霊会を開く校長、図書館から消えたいわくつきの本。理瀬が迷いこんだ「三月の国」の秘密とは何なのか。この世の不思議でいっぱいの長編。
『メフィスト』1998年10月増刊号から連載、2000年講談社刊、2004年講談社文庫。『三月は深き紅の淵を』の関連作であることをWikipedia日本語版で確認した。
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