しがない貧乏学生・戸村流平にとって、その日は厄日そのものだった。彼を手ひどく振った恋人が、背中を刺されて四階から突き落とされ死亡する。しかもその夜、一緒だった先輩まで、流平が気づかぬ間に浴室で刺されて殺されていたのだ。かくして二つの殺人事件の第一容疑者となった流平は、自ら犯人を探すはめになる。ユーモア本格の骨格を備えたデビュー作。
2002年4月、光文社〈カッパ・ノベルス〉より刊行(2006年2月光文社文庫)。Kappa-One登竜門で有栖川有栖の推薦を受けたデビュー作。作品単独のWikipedia記事はないため著者記事の著作一覧で確認した。
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