神戸の中華街で起きた殺人事件を、そこに暮らす老人の視点から描いていく。異なる文化と言葉が入り混じる街の空気、住人たちの微妙な距離の取り方、そして事件が持ち込んだ波紋。土地に根ざした人間関係を丁寧に写し取りながら、謎は静かに解かれていく。著者が江戸川乱歩賞を受けたデビュー作にあたる長編であり、以後の作風の出発点ともなった。
書誌(集英社、2009年、ISBN 9784087463972)は国立国会図書館サーチAPI(opensearch)の検索結果で確認。著者・訳者は同APIの責任表示「陳舜臣 著」による。初刊年1961年は同APIで同書名の全版を引いて確認。あらすじは独自要約(コピペなし、真相・トリックには触れていない)。
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