時給十一万二千円という破格の求人に応じた十二人の男女が、地下の実験施設に集められる。七日間そこで暮らすだけの仕事のはずだったが、各室には凶器が用意され、事件が起きれば報酬が跳ね上がる仕組みだと知らされる。より多くの報酬をめぐって参加者同士が犯人当てを競う構図のなかで、十二人は互いを疑いはじめる。閉じた場所での推理合戦を娯楽として突き詰めた長編。
2007年8月30日、文藝春秋より刊行。第8回本格ミステリ大賞の最終候補作(候補は登録しない方針のため未登録)。本格ミステリ・ベスト10で4位、週刊文春ミステリーベスト10で7位、このミステリーがすごい!で10位に入っているが、Wikipedia日本語版に各ランキングの年次が明記されていないため受賞歴には登録していない。2010年映画化。 『このミステリーがすごい!』のランキングはWikipedia日本語版「このミステリーがすごい!」の各年のランキング一覧で確認(2026-08-07照会)。
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