江戸の裏長屋に暮らす住人たちが、砂絵師のセンセーを中心にして事件を解いていく連作短編集である。長屋の人情や当時の風俗を丁寧に描きながら、謎の提示と解決の手順は本格ミステリのそれをきちんと踏んでいる。時代小説の風情と論理の面白さを両立させた作りで、後に長く続くことになるシリーズの出発点となった一冊でもある。
書誌(角川書店、2008年、ISBN 9784041425398)は国立国会図書館サーチAPI(opensearch)の検索結果で確認。著者・訳者は同APIの責任表示「都筑道夫 [著]」による。初刊年1969年は同APIで同書名の全版を引いて確認。あらすじは独自要約(コピペなし、真相・トリックには触れていない)。
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