厳重に施錠された金庫室のなかで、盗まれるはずだった盃が動かされていた。何一つ無くなっていないのに、確かに誰かが入った痕跡だけが残っている。この奇妙な事件に、H・M卿は例によって暴走気味に取り組んでいくことになる。喜劇の色合いがきわめて濃く、謎解きよりも人物の騒々しさが前に出る、H・M卿シリーズの最終作である。
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この作品からもっと探す →書誌(早川書房、1982年)は国立国会図書館サーチAPI(opensearch)の検索結果で確認。著者・訳者は同APIの責任表示「カーター・ディクスン 著,島田三蔵 訳」による。初刊年1960年は同APIで同書名の全版を引いて確認。あらすじは独自要約(コピペなし、真相・トリックには触れていない)。
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