都会から離れた瀬戸内の島に生まれ、育った人々を描く連作短編集。島を憎み、愛し、島を離れ、それでも心は島に引きずられたまま。出ていきたい者、出ていったまま戻れない者、戻ってきてしまった者。閉じた土地で長く共有されてきた記憶が、それぞれの人生の分かれ道に重くのしかかる。収録作「海の星」が日本推理作家協会賞短編部門を受けた全六編。
2013年1月文藝春秋刊、2016年1月文春文庫。収録作の「望郷、海の星」が第65回日本推理作家協会賞(短編部門、2012年)を受賞しているが、受賞したのは短編であって本作(短編集)自体ではないため、本DBの方針に従い受賞歴には登録していない。著者記事の著作一覧・受賞歴で確認した。同題の別書籍が多数あるため、表紙取得時の誤マッチに注意が必要。
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