「月昂」と呼ばれる感染症が広がり、人々を不安に陥れている近未来の日本。一党独裁政権のもとで、感染者の青年・冬芽は独裁者の歪んだ願望によって、命を賭した闘いを強いられることになる。月をめぐる三つの中編を収め、幻想的な意匠と現実の政治とを重ね合わせた作品集である。感染症と独裁という現代的な素材を、月にまつわる古い想像力の型に流し込んでいる。
候補は日本語版Wikipedia「日本SF大賞」の受賞作一覧から機械抽出し、漫画・映像・評論の受賞作を除いて小説だけを採った。書誌(読み・初刊版元・初出年)は国立国会図書館サーチで確認した。あらすじは楽天ブックス/楽天Koboの紹介文を下敷きに独自要約した。 あらすじは独自要約(コピペなし、結末の仕掛けには触れていない)。
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