北海道旭川の郷土図書館で、新種の植物〈冬至草〉の押し葉が見つかる。太平洋戦争期の在野研究者が遺した記録から、ウランを含む土壌に生え、人間の血液を養分とする異様な生態が明らかになっていく。科学という営為の光と影を追う表題作をはじめ、架空の動植物を媒介にして生命と科学の本質を描く作品を収める。論文や報告書の体裁を借りた語り口が、虚構に不気味な実在感を与えている。
候補は日本語版Wikipedia「SFが読みたい!」の各年ベスト10から機械抽出した。同誌の◯年版は前年刊行分のランキングのため、受賞歴は対象年で「ベストSF◯◯◯◯」と表記した。書誌(読み・版元・刊行年)は国立国会図書館サーチと楽天ブックスで確認した。あらすじは楽天ブックス/楽天Koboの紹介文を下敷きに独自要約した。 あらすじは独自要約(コピペなし、結末の仕掛けには触れていない)。
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