高度三万メートルに浮かび、人間の生活のあらゆる面を管理する超コンピュータ「浮遊都市制御体」。完璧に見えるその体制のなかで、ただひとり制御体と意思を通わせられない少年がいた。五芒星形の瞳を持つ彼は、この世界では存在を許されないはずだった。管理社会と個の断絶を描く長編。言葉と意識をめぐる著者の主題が、もっとも明瞭な形で現れた一作といえる。
候補は日本語版Wikipedia「星雲賞」日本長編部門の受賞作一覧から採り、書誌(読み・初刊版元・初出年)は国立国会図書館サーチで確認した。刊行年はNDLの最古書誌に拠る。あらすじは楽天ブックス/楽天Koboの紹介文を下敷きに独自要約した。 あらすじは独自要約(コピペなし、結末の仕掛けには触れていない)。
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