火星への入植にあたり、人類は単純労働力として、また非常時の蛋白源として、高度に進化させたカンガルーを大量に送り込んでいた。だがカンガルーたちはしだいに自我を育て、人間よりもはるかに深く火星の土地になじんでいく。「先住者」とは誰かを問い直す植民惑星もの。人類が持ち込んだ生態系がやがて人類を追い越していく過程を、静かな筆致で描く。
候補は日本語版Wikipedia「星雲賞」日本長編部門の受賞作一覧から採り、書誌(読み・初刊版元・初出年)は国立国会図書館サーチで確認した。刊行年はNDLの最古書誌に拠る。あらすじは楽天ブックス/楽天Koboの紹介文を下敷きに独自要約した。 あらすじは独自要約(コピペなし、結末の仕掛けには触れていない)。
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