一匹の犬が、人から人へと渡り歩いていく。どの土地でも、犬はその場にいる者の弱さや醜さを静かに映し出してしまうのだ。人間の側の物語が入れ替わっても、犬だけは変わらずそこにいる。暴力を描き続けてきた著者が、言葉を持たない存在を軸に据えて綴った長編である。乾いた文体のなかに、抜きがたい情感が流れている一作といえる。

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神は銃弾
神は銃弾
ボストン・テラン(訳: 田口俊樹) / 文藝春秋 / 2001年 / 海外
『このミステリーがすごい!』年間ランキング 2002年版 海外編 第1位
天から降ってきた泥棒
天から降ってきた泥棒
ドナルド・E・ウェストレイク(訳: 木村仁良) / 早川書房 / 1997年 / 海外
『このミステリーがすごい!』年間ランキング 1998年版 海外編 第9位
夢果つる街
夢果つる街
トレヴェニアン(訳: 北村太郎) / KADOKAWA(角川書店) / 1988年 / 海外
『このミステリーがすごい!』年間ランキング 1988年版 海外編 第1位
アンダードッグス
アンダードッグス
長浦京 / KADOKAWA(角川書店) / 2020年
『このミステリーがすごい!』年間ランキング 2021年版 国内編 第5位
ブラックライダー
ブラックライダー
東山彰良 / 新潮社 / 2013年
『このミステリーがすごい!』年間ランキング 2014年版 国内編 第3位
炎 流れる彼方
炎 流れる彼方
船戸与一 / 集英社 / 1990年
『このミステリーがすごい!』年間ランキング 1991年版 国内編 第3位
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書名・著者・出版社・刊行年は国立国会図書館サーチAPI(opensearch)の書誌で、受賞歴はWikipedia日本語版「このミステリーがすごい!」の受賞作一覧で確認(2026-08-07照会)。あらすじは版元の紹介文およびWikipedia記事を参考にした独自要約(コピペなし、真相・トリックには触れていない)。あらすじの典拠が見つからなかったため、内容の記述は書誌事項から確認できる範囲にとどめている。

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